News
皆様、こんにちは
旭川は冬本番を迎えており、非常に寒いです
この季節になると晴れると気温が下がる「放射冷却」という現象が発生します。
簡単に説明させて頂くと、暖かい空気というのは上に向かいます
曇っていると雲で暖かい空気が上に行くのを防いでくれて、地上付近の温度が下がりにくくなります
しかし晴れていると、暖かい空気が上に行くのを防いでくれるものが無いため温度がものすごく下がります
晴れの日は-15℃近く行く事も珍しくないため、もはや寒いという言葉で言い表せないです
さて、1ヵ月の間お届けさせて頂きました研修旅行編も今回で最終回です。
Part1、Part2に負けないくらい見どころ満載なので是非最後までお付き合いください。
Part1、Part2をまだご覧になられていない方は以下からご覧になれますので是非!
研修旅行3日目、目的地番手は「長崎原爆資料館」です。
原爆資料館は広々とした空間に当時の大小様々な品々が多数展示されています
その他にも長崎に投下された原爆の実物大型模型や、天井からのモニターにより立体的に映し出された爆発規模の広がりを再現するコーナー、ビデオルームの原爆記録映画の上映など、幅広い世代に分かりやすい作りになっておりました
原爆資料館に展示されているものは、当時の状況を彷彿とさせる資料などが多数展示されており、教科書とは違い中にはショッキングな写真等も展示されておりますが、原爆がもたらした惨状のリアルがそこにはありました。
戦争を知らない世代として、戦争がもたらした惨状を後世に伝える事の大切さを改めて認識しました。
次の目的地は「島原城」。
島原城は現在改修工事中で、お城の外観を見る事はできませんでした
ですが、工事中にしか見ることが出来ない特別なの工事幕アート仕様になっており、ある意味ラッキーだったかもしれません
工事幕はドット絵で描かれておりゲームっぽさがでておりユーモアたっぷり、武士の姿に仮装したスタッフさんたちがお出迎えと案内をしてくれました。お城内部は歴史的に貴重な品々の展示は勿論、天草四郎に場内を案内してもらえるMR(複合現実)イベントなども開催しており、歴史的建造物でありながら最新技術を取り入れていたりと様々な工夫が施されていました。
敷地内にはお土産屋さんも併設されており、中では軽食も食べれるようになっています。
大き目の駐車場も完備されおり、オススメの観光地です
続いての目的地は「みずなし本陣」。
雲仙普賢岳の噴火で特に大きな被害を受けた付近にある道の駅でしたが、残念ながら去年をもって営業が終了。
ですが、隣接した火山灰で埋もれてしまった家屋などを展示している「土石流被災家屋保存公園」は観光できるとの事なのでそちらに向います。
しかし、残念な事にこちらも工事中で立ち入る事ができず
遠目に見ることができた被災家屋は、自分たちが立っている地面と同じ高さに屋根がある状態で、噴火がもたらした災害の一端を垣間見る事ができました。
長崎観光はここまでで、次の目的地熊本までは観光バス丸ごとフェリーに乗って海から向かいます
島原港から熊本港までは約30分程度の船旅。
大型のフェリーの為、揺れなどは殆ど感じることなく快適です
移動中は、デッキに上がることもでき海を見渡すことや、ずっと付いてくるカモメに餌やりなどもでき退屈することはありませんでした。
熊本港に到着後は、今晩お世話になるホテル「熊本ホテルキャッスル」へと移動
ホテル近隣には熊本城や繁華街などが徒歩圏内にあり、利便性抜群
各自の部屋で少し休憩した後に、本日の夕飯「馬肉会席」に向かいます。
ライトアップされた熊本城が一望できる特別室で絶品の料理に舌鼓
お酒も色々な種類が飲み放題で、普段あまり飲まない自分もこの日は少しばかり頂きました
ホテルでぐっすりと眠り、ついに旅行最終日
最終日は熊本城から観光スタート
熊本城はホテルから歩いて10分程度、日本三大名城の1つに選ばれており、当時の城主加藤清正が多数の銀杏の木を植えたことが由来となり別名「銀杏城」とも呼ばれます。
お城は数々のゾーンに分けられており、その広さは約98ヘクタール、周囲は約5.3kmもあります。
(ディズニーランド・シーの合計くらいあるそうです)
熊本城といえば地震の被害を幾度も受けている事でも有名です。
当日も倒壊している箇所や、修繕中の箇所など当時の被害が生々しく残っている箇所も見受けられましたが、
お城の修繕方法など、普段中々耳にすること事がない解説も聞くことができました。
武士に仮装されたスタッフさんが、熊本城を一緒に歩きながら解説してくれるツアーなども開催、城外には城下町を模したお土産屋さんなども並んでいます。
本丸御殿前は大きく開けており、記念撮影などにはもってこい
お城内部も当時の貴重な品々が展示されており、天守閣からは熊本の街並みを一望することができます
その広さから全てを周りきることができなかったので、またの機会に行ってみたいと思います
次の目的地は「水前寺成趣園」、熊本最後の観光地です
水前寺成趣園は初代熊本藩主細川忠利公が熊本に来ていた住職・玄宅のために、一寺設けた「水前寺」が始まりとされており、広大な敷地に建設されている日本庭園はどこか懐かしい雰囲気
広大な「湧水池」を中心とし、「出水神社」「古今伝授の間」「流鏑馬場」などの建造物が庭園内に点在しています。
また、「椿」や「朝顔」といった旬の花を楽しめたり、湧水池の中には白いスッポンの「スイちゃん」「フクちゃん」も住んでいるそうです。
白い生き物は古来から「神様の使い」「吉兆・福運を呼ぶもの」としてあがめられており、出会えたら何か良いことがあると言われているそうなので、行ってみた方は是非探してみてください
長かったようであっという間だった研修旅行も残すは旭川に帰るのみとなりました
旭川まで羽田空港で飛行機を乗り継ぎ約4時間の現実から目を背けつつ、熊本空港でお土産を買いこみます
しかしここでアクシデント!なんと羽田空港行きの飛行機が約40分ほど遅れているとの事です。
旅にアクシデントは付き物です。皆さんも旅行の時は余裕をもったスケジュールで楽しみましょう。
羽田空港でのお土産時間は取れなくなってしまいましたが、なんとか旭川行きの飛行機には間に合い胸をなでおろす事ができました・・・と思いきや、次は吹雪の影響で旭川空港に着陸できない可能性があるとの事
旭川空港は大雪だろうが吹雪だろうが飛行機は飛びます着きますで有名です。
(旭川空港の就航率は99.1%。欠航すれば地元の新聞に記載されるほどです)
旭川空港上空をくるくると回り続けること15分程度、なんとか着陸する事ができホッとしました
最後にちょっとしたアクシデントもありましたが、研修旅行は天候にも恵まれ素晴らしい時間を過ごすことができました
昨今はこういった社員旅行などはあまり気が進まないという方も多くなっていますが、実際に行ってみると普段話す機会の少ない他部署の方々ともお話できたり、観光地を話のネタにすることも出来るので自然と話がはずんだりと社員間の中が深まりやすく、こういった場は大事だなと再認識しました
全3部作の研修旅行編もこれで終わり。
とても濃密な3泊4日の研修旅行でしたが、その雰囲気を少しでも味わってもらえたら幸いです
長崎・熊本はとても魅力に溢れる場所で、とてもオススメな場所です。
魅力たっぷりの長崎・熊本に皆様も是非一度足を運んでみてください