協和ニュース

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2021.2.10 お知らせ, ブログ, 研修会・講習会 先端セミナー

今回の先端セミナーのテーマは「加速するCIMと人材育成」。基調講演とパネルディスカッションが行われました。

コロナ禍の中ではありますが、協会の方々の事前の準備のおかげで、会場での実施が可能となった今回のセミナーです。

新型コロナウイルスを契機に、国土交通省がインフラ分野でのDX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進するため、
令和2年より「国土交通省インフラ分野のDX推進本部」が設置、開催されています。

(国交省HPでは資料等も公開されています。詳しくご覧になりたい方はこちら→【国土交通省インフラ分野のDX推進本部

さらに昨年の同省BIM/CIM推進委員会では、2025年を目標としていた公共事業におけるBIM/CIMの原則適用を2年前倒しとし、
「2023年までに小規模工事を除くすべての公共事業にBIM/CIMを原則適用する」ことを決定しました。

(詳しくは国交省HP→【第4回BIM/CIM推進委員会】

DXやi-Construction、BIM/CIMなどは、建設のシステム全体の生産性向上を図り、魅力ある建設現場を目指す取組みです。

感染対策という観点でも、情報技術の活用や働き方の見直しにつながる大きな一歩になると思います。

また、国は科学技術政策として、仮想空間と現実空間を融合させたシステムの中で人間が中心となる社会を目指す
「スマート社会」Society5.0を提唱し、さらなる経済発展や社会的課題の解決に向けた取り組みを進めています。

(内閣府HPでわかりやく解説してくれます→【Society 5.0とは】

現代を担う私たちも、こういった社会の動きをしっかりとキャッチしながら、従来の2次元を3次元へ単純に置き換えるのではなく、
業務全体の進め方や考え方等、根っこの部分から改めて見つめ直し、変えていく必要があるのではないでしょうか。